【完全保存版!明晰夢を見たい方必見!】経験者が語る見る方法と注意点

  • 2020年9月10日
  • 2022年7月19日
  • 雑記

みなさん、今朝見た夢を覚えていますか?目覚めた直後は覚えていても、時間が経つと全く思い出せなくなることが多いのではないでしょうか。夢は見ないと言う方もいらっしゃいますが、見ていないのではなく、覚えていないだけと言われています。また、夢はしばしば非現実的なものが多いですが、夢の中ではそれが当たり前で、不思議には感じません。

明晰夢とは夢の中で夢だと気付く夢です。夢だと気付くことによってどうなるか?それは自分で夢をコントロールできるようになるのです。具体的には、私の場合は空を飛ぶ、欲しいものを具現化する、夢に出てきている人物や物等も自由に扱える、夢の設定、舞台も変更することができます。

私の経験を基に明晰夢を見る方法について紹介していきます。

1、私が初めて明晰夢を見るまで

私は子供の頃から毎日夢を見ている(覚えている)方でした。夢の内容もドラゴンがでてくるファンタジーや空を飛んだり敵と戦ったり、怖い夢や映画の世界のような、非日常的な夢が多かったです。そのため、子供の頃に見た夢も印象深い夢は今でもいくつか覚えています。もちろん楽しい夢ばかりではなく、怖い夢は徹底的に怖く、ホラー映画に自分が入り込んだような夢を見ることもあり、夢を見るのが怖くて寝たくない日も何度かありました。

そんな私がある日、明晰夢を見ました。なぜ夢の中で夢だと気付けたのか。

私の場合は、戦う夢と空を飛ぶ夢が重要な鍵となりました。先ほども書きましたが、私がよく見る夢に、戦う夢があります。夢の中で相手は何かしら道具を持っていますが、私は何も持っていません。私の場合は人差し指を相手に向けて「バン!」と言うと指からレーザーが出て、相手をやっつけることができます。夢の話ですがなんだか笑っちゃいますよね。だけど夢の中ではそれが不思議なことではなく、当たり前のことでした。

次に空を飛ぶ夢です。自分が両手を空に伸ばしてジャンプすると、空を飛ぶことができます。方向は基本的に手の方向によって決まります。空高くまで飛んだあと、伸ばした手を少し下にすれば、体は前に進みながら少しずつ下に移動していきます。私はスカイダイビングなど経験はありませんが、夢の中で空を飛ぶのは風や浮遊感を感じ、とても気持ちいいものです。また、空を飛ぶのとは少し違いますが、大きなスキップがありました。
月で宇宙飛行士が歩いているのを想像してください。スキップのように左足で一歩蹴り出すと、しばらく地上から20~30cm浮いたまま数メートル進んで右足で着地します。これも浮遊感と風を感じながら、楽に移動ができ(一歩で数メートルも移動が可能。)、夢の中で私は他の人たちとは違う力がある、と少し優越感に浸っていました。蹴り出す力加減で、浮いたまま進む距離を調整できます。空を飛ぶのも、大きなスキップもとても気持ちいいものですが、こちらも他の夢と同様、夢の中では当たり前のことで、何も不思議な事はありませんでした。

戦う夢も空を飛ぶ夢も夢の中ではそれらの行為を無意識で行っています。相手が戦ってくる設定だから自分も戦う、空を飛べる設定になっているから空を飛ぶ、というような感じです。夢にはあらかじめ設定(ストーリー)があるというのが私の考えで、これについては後程また紹介します。

冒頭にも書きましたが、私は結構夢を覚えている方で、その日の夢について回想します。指でレーザーを出すなんて面白いけどかっこよかった、とか、空を飛ぶの気持ち良かったな、とか、今日の夢のあのシーンはすごく怖かった、等。そしてこれらの戦う夢や空を飛ぶ夢、大きなスキップの夢は何度も見ました。

そしてある日、夢でいつものように戦っている時、既視感(デジャヴ)を感じました。あれ?これどこかで同じような状況がなかったか?とその時、

「そうだ!これは夢だ!!」と気付いたのです。

そうなるとこっちのものです。戦う夢は正直怖いです。自分がやられちゃうかもしれないので、できれば逃げたい状況です。なので空を飛んで逃げようと思い、手を空に伸ばしてジャンプしました。すると体は空まで届き、しばらく遠くまで移動して、戦いの場面から離れました。これが私の初めての明晰夢(夢の中で夢だと気付いた夢)でした。

今までよく見る夢の内容を覚えていたからこそ、夢の中で既視感を感じて夢だと気付けたのです。

2、明晰夢を見る方法 

1、夢日記をつける

では普段夢を覚えていない人はどうすればよいか。オススメは夢日記です。目覚めてすぐにメモ程度でいいので記録を取ってください。朝ごはんを食べた後ではなく、目が覚めたらすぐにベッドの中でスマホのメモ帳等に記録してください。でないと時間がたったり動いたり他の情報が頭に入ればどんどん今朝の夢を忘れてしまいます。メモを取ったら、空いている時間にメモをもとに思い出せる範囲で夢のストーリーを書き出してください。少しの内容でも構いません。この書き出す作業(アウトプット)がとても重要になります。一度書き出せばいつでもその情報を見ることができ、頭にその記憶が残ります。見た夢を頭で記憶することが大事なのです。それらを繰り返すことによって、同じような夢を見たときに、既視感を感じることができるでしょう。その時明晰夢は始まります。

一度明晰夢を見ると、次から明晰夢を見やすくなります。もちろん毎日ではなく、頻度はそんなに多くはありません。夢の中で夢だと気付くこと、この経験が1回と0回では大きく違います。一度経験することにより、夢の中で夢と気付けることを頭が記憶します。ですので、

明晰夢を見たいと思う方はなるべく夢日記をつけてみてください。

夢日記をつけると、普段少ししか覚えていなかった夢が想像以上に書き出せることにビックリするはずです。

インセプションという映画を見たことはありますか?レオナルド・ディカプリオさんが主演の映画で、夢を舞台にしたお話です。これを見た時、私は衝撃を受けました。今まで自分の夢で起こったいた事は、私だけではなかったということを初めて知ることができました。恐らくこの物語の原作者も明晰夢を見ていたのではないでしょうか。後述する、3.明晰夢を見るまでに知っておきたいことの内容は、インセプションの中でも同じようなことが起こっています。この作品は明晰夢を見たい人にとっては一番わかりやすいバイブルのようなものですので、是非見てみてください。

映画インセプション公式サイト

3、明晰夢を見るまでに知っておきたいこと

・夢の中の夢

私も夢の中で夢を見ることが何度もあります。皆さんは経験ないですか?そういう夢は自分の寝室での設定だったりと、かなりリアルで非現実的な要素がほとんどありません。そのため、怖くて夢から覚めたら、目覚めた後も夢の世界だったということも何度もあります。

例えば夢の中で会社の階段の踊り場で、二人の女性と出くわしました。薄暗いせいか、その女性達のことをとても気味悪く感じ、その瞬間目が覚めました。気味悪い夢ですぐに寝るのが怖かった私は、トイレに行こうと寝室の扉を開ました。すると目の前に先ほどの二人の女性が立っていたのです。私は驚いて悲鳴を上げるとベッドの上で目が覚めました。一度目が覚めたと思っていたのはまだ夢の中だったのです。

他にも、朝夢から目覚め、ベッドを降りて部屋のカーテンを開くと、朝日が差す綺麗ないつもの街並みでした。しかし向かいの家の屋根が鮮やかな朱色になっていました。以前は普通の瓦屋根でしたので、その光景に違和感を感じましたが、よくよく考えるとその家は取り壊されて今はそこに建っていません。違和感が嫌な予感に変わり、これは夢の世界だと気付き、慌てて起きた事もあります。

今のは2重の夢ですが、3重の夢を見たこともあります。自分がベッドの上で目が覚めた状態から始まるため(実際にはまだ夢です)、夢とはなかなか気付けません。その状態でもし何か怖いことが起きると、その恐怖感はまさに現実に起こっているものと同じ感覚であり、目が覚めた後もしっかりと脳に焼き付いているでしょう。夢の中の夢で混乱することがあるという事も頭に入れておいてください。

・違和感を与えると狙われる

これは明晰夢で起こりがちです。私の持論ですが、夢はある程度ストーリーの設定が決まっています。夢の中で話したり、歩いたり、いろんな行動をとっていると思いますが、それも決まった設定に沿って、無意識に自分が動かされていると考えています。今から私が見た夢の一つを紹介します。大勢の人がいる大きな駅のような場所で、私はある人の後ろを歩いていました。これは私がその人に連行されているところです。私の周りの人たちは学生から社会人まで様々おり、皆自分の行くべき方向に向かって歩いていました。すると突然私はここで夢だと気付きました。明晰夢の始まりです。このままついていくのは良くないと感じ、私はUターンして引き返し歩き出しました。すると駅を行き交う一部の人たちが私に気付き、一斉に見てきます。そして彼らは私を追いかけてきました。私は歩いていたのをやめて走り出しますが、走ることによって自分の行動が大きく目立ち、私が走っていることに気付く人が更に増え、私を追ってくる人もどんどん増えてきました。夢だと気付かなかった時にはただ歩いていた人たちが、私が夢に気付き設定外の行動を起こしたことで、私を異物と感じ追ってきたのです。このような夢は1度だけではなく、何度もあります。他には明晰夢で空を飛ぼうとすると、空にテントや電線が縦横無尽に張り巡らされ、空に飛べないことも何度もありました。夢の設定を壊す私に対して、電線やテントは無意識に夢が作り出したものです。目の前の道に障害物がたくさんあるため、その道を通るのを避けようと空を飛ぼうとした私ですが、元々その障害物を私が通ることが設定されているため、このように空を飛ぶのを阻んできたと考えられます。このように、夢はあらかじめストーリーが設定されており、それを壊す存在は異物として見られます。そしてそれを壊せる存在は明晰夢だと気付いた自分のみです。

・目覚めの合図を設定する

私は夢から覚める方法を定めています。その方法は、夢の中で両手の親指と人差し指を使って、両目のまぶたを最大限まで開くというもの。すると現実世界、ベッドの上の私も目を開いて目を覚ますことができます。もし他にも目を覚ます合図を持っている方がいれば、皆さん方法は様々だと思います。

それでは私はなぜこの方法になったかを紹介します。眠りから目が覚める理由は、大きく分けて2種類あります。

  • 自然に目が覚める
  • 第3者から刺激を与えられる

第3者からというのは、例えば、目覚まし時計です。目覚ましの音が自分の聴覚を刺激して目が覚めますよね。他には身近な人に起こされること。起きなさいと呼ばれたり、体を揺すられたり、布団をめくられたり、体に何かしら刺激を与えられる事によって目が覚めます。

その中で自分だけで目を覚ますという方法を考えた時、第3者から刺激をもらう方法は不可能ですので除外されます。残るは自然に目が覚めること。自然に目が覚めるというのは、言い換えれば自然に目が開くことです。つまり、目を覚ましたければ目を開くしかないのです。この考えが私にあったため、ある怖い夢の中で逃げ出したかった時、自分の親指と人差し指を使って両方のまぶたを強制的に開くことで、実際に目が覚める事に成功しました。感覚として、夢の中で必死にまぶたを開いている分、目が覚めた時もいつも以上に目を大きく開いている感じです。夢は脳の中で起きており、人は普段脳を通して体を動かします。そのため、夢とは言いつつも、つながる部分があるのでは、と思ってしまいます。それ以降、私の目覚めの合図はまぶたを開くことになりました。

それではどういう時に使うか、それは怖い夢等で、自分が窮地に陥っているときです。もう無理だ!となる直前に使うことで、怖い夢から目覚めることができます。明晰夢なら自分で自由にできるのだから逃げる必要はないじゃないか、と思われる方もいると思います。しかし、明晰夢でも脳に、心に余裕がなければ上手く操ることができませんし、窮地に立たされた時点で夢だと気付くことがあります。そうなると焦ってしまい、考えられるのは夢から目覚めることのみとなります。そういうときに私は目覚めの合図を使います。

4、明晰夢を見る上での注意

さて、明晰夢には注意点もあります。

・本来夢は記憶の整理をするもの

夢は無意識で見ているものであり、その間に脳で記憶の整理がされています。それが明晰夢では自分が好きなように操ることができる。そのため、脳の整理に割く時間が削られるため、脳が十分に休まっていない可能性があります。

・夢と現実を混同する可能性がある(極めて少ない)

ほとんどの人が現実と夢を区別できますので、あまり気にしなくて大丈夫かと思います。しかし、私は夢と現実がわからなくなったことが何度かありました。明晰夢の中では、階段を降りるときは一段ずつは降りません。最上段からジャンプして空を飛ぶように一番下まで降ります。明晰夢では感覚がとてもリアルなので、飛び降りる感じも気持ちいいんです。ある日現実世界で駅の階段を降りようとした時、これってジャンプしたら一番下まで降りれるんじゃないかな、と思ったことがありました。しばらく最上段で考えたもの、「これは現実世界だから飛び降りたらケガをしてしまうかもしれないからダメだ。」と自分に納得させて普通に階段を降りました。これは明晰夢がとてもリアル(現実世界と同じような感覚)なので、現実でも同じようにできるのではないかと思ってしまうのです。しかし上述しましたが、ほとんどの人は現実と夢を区別できますし、数回明晰夢を見た程度でも夢と現実を混同することはありませんので、あまり気にすることはないです。

5、明晰夢では集中力が必要

先ほどは焦ると上手く夢を操れないと書きました。冒頭で私は夢で指からレーザーを出せると書きましたが、これも永遠には続きません。明晰夢の中で、最初は問題なくレーザーを出せますが、徐々に出てこなくなります。これは念じる力や集中力が足りなくなったせいだと感じています。その場合、集中して頭の中で必死に念じることでやっと出せることもありますがすぐに出せなくなります。空を飛ぶのも同様です。明晰夢の中で気持ちよく飛んでいるのですが、これも次第に高く飛べなくなってきます。これも集中力の低下だと思われます。そういう時も頭で必死に空を飛ぶことをイメージし、自分に言い聞かせることで、なんとか空中飛行を維持できますが、それも一度能力が下がると長くは続きません。明晰夢と気付いた時が一番効果を発揮できます。例えば集中力が100%あり、それが徐々に減っていく感じです。明晰夢の始めには、無の状態から物体を作り出せます。例えば欲しいものを手にしたいとき、それを握っている手元をイメージします。両目をぎゅっとつぶり、頭の中で強くイメージします。すると目を開くころには念じたものが手に握られています。また、夢の設定(場面)を変更することも可能です。例えば街中にいるとき、夢を南国のビーチに変更したいとします。その場合も両目をぎゅっとつぶり、頭で理想するビーチを描いて強く念じます。目を開けると頭の中で描いていたビーチが目の前に広がり、自分は砂浜に立っています。ちなみにこの夢の場面を切り替えることは明晰夢の中で一番集中力を使います。明晰夢を見た翌日に疲れを感じるという声を聞くのも、このように寝ている間も脳を使っているからだと思われます。

先日、ある実験をしてみました。明晰夢で私は恋人と一緒にいましたが、現実の恋人とは全く別人です。夢の中はモデルのような彼で私は嬉しかったのですが、夢の中でその彼にこう伝えました。「ここは私の夢なの。だからあなたも私の夢の一部なの。」と。すると彼は少し困ったように笑いながら「そうなの?なんでそんなこと言うの?笑」と返してきました。返答に困っている様子でした。そして彼の顔や服装がみるみるうちに3人の別の男性になっていったのです。夢の中の人に夢だと伝えたのは初めての経験だったのですが、この事でやはり実感しました。夢は恐らくストーリーがあらかじめ設定されており、夢の人物が想定外のことを言われたり、主人公(夢を見る者)が想定外の事を発生させたりすると、かき乱された夢を修正しようとするという事を。

最後に

いかがでしょうか。明晰夢は現実ではできないことを叶えられる世界です。世の中いくら進歩が進んだとはいえ、できないこともありますよね。明晰夢なら自分が望むものをお金をかけずに体験することが可能です。明晰夢を見たい方は、一度上記方法を実践して頂ければと思います。

この記事がみなさんの参考になれば幸いです。

お読み頂きありがとうございました。

テキストのコピーはできません。