【保存版】転職活動で失敗しない方法 30代女性でも希望条件で転職可能

  • 2021年4月5日
  • 2022年7月18日
  • 雑記

どうも、チャミィです。

本日は、ずっと前から書きたいと思っていた転職についてです。

コロナ、まだ終わりそうにないですね。コロナで失業した人達、今の会社は大丈夫なのか不安な人も少なくないと思います。特に女性の失業者が多いとも言われていますよね。

私は30代中盤の女ですが、コロナ禍で転職活動をし、希望の業種で(前職とは違う業界)給料UP、残業ほぼなしという条件で内定を頂きました。ちなみに前職の年収は約500万で、残業は月25時間程度でした。

今回は私の転職活動体験談を少しでも誰かの役に立てたらと思い、書き記します。

 

転職を考えている人に伝えたいこと

  • 転職エージェントは上手に利用する。(複数登録して上手く使おう。)
  • 妥協点はなるべく少なくしてほしい。(妥協ばかりの転職は入社後が辛いのでは?)
  • 転職活動の途中で自分を見失わないで。(自分の価値をあまり下げないで。)
  • 本当に転職は必要なの?(自分の会社でいいところも考えて。人間関係を一から築くのは大変。)
  • 女性の転職は結婚と独身で違ってくるかもしれない。

それでは詳しく見ていきましょう。

転職エージェントは上手に利用させてもらう

転職するなら大半の人がまずすること。転職サイト、転職エージェントへの登録ですよね。

どこへ登録すればいいのか、たくさんの方がブログ等で紹介されております。

知っている方も多いと思いますが、転職サイトとエージェントの違いは下記です。

転職サイト:自分で転職サイトを使って応募していく。

転職エージェント:転職サイトでは非公開の企業があり、エージェントが自分に合いそうな企業を紹介してくれる。

転職エージェントの方がいいじゃん!となりそうですが、必ずしもそうではありません。

非公開企業を持っているのは大きいですが、エージェントは営業マンです。下手するとエージェント達の営業の餌になり、転職できたとしても入社後に後悔をすることもあるはずです。

私はあるエージェントに言われた言葉を忘れません。

エージェント(笑顔で)「私は今までノルマを達成しなかった月はありません。」
ノルマです。彼はノルマを今までずっと達成してきた。そのためには毎月一定の人達を転職させているはずです。かなり優秀な方なんでしょう。
しかし、転職後にまた転職する人も少なくないですよね。ノルマを達成されているという事は毎月一定以上の人数の転職を成功させている事になりますが、その裏で、アンマッチな転職になってしまった人達もいるかもしれません。アンマッチになった場合、最悪また転職活動をしなければならなくなる可能性もあります。
もちろんエージェントは親身な人も多いと思いますが、担当者によってはノルマを達成するために、とにかくどこでもいいから転職させようという人もいるかもしれません。エージェントもボランティアではなく仕事ですから、彼らも必死ですよね。

そのため、エージェント選びはとても重要です。

それではどこのエージェントに登録すればいいのか?

結論:大手を含めて2社以上は登録しよう。しかし結局はエージェント会社ではなく担当者による。エージェントに頼り切るのではなく、自分でもその企業の情報を企業HP、他の転職サイトや口コミサイトを見よう。

私も登録しました。大手の2社の転職エージェントです。ビズリーチにも登録しました。

○○社の当時の担当はとても事務的で私とはあまり相性が良くなく、◇◇社の担当はとても親身になってくれ、この人ならと思い活動をしていたのですが、残念ながらその担当者が退職されることになりました。とても残念に思ったのと同時に、転職エージェントも転職するんだ、と思いました。。。

結果的に、私はビズリーチの中で△△社から案件を出され、そこで内定を得ることになりました。しかし△△社への印象は良いものではありません。。。

書類選考を通過し、その企業の面接へのアドバイスがあると言われました。その企業担当者はメールで済ませたかったようですが、私は電話を要求しました。電話の方がすぐ質問もしやすいので。しかし担当者が言うには、今までうちのエージェント経由でこの会社と面接した人はいないので、この企業特有の情報は何もないとのこと。

え?!。。。

一瞬言葉が出てきませんでした。そう言われたら何も言い返せないけど。。。

いや、でも企業担当者なら企業と電話で話したりして何かしら情報もらえるものじゃないの??と、疑問がわきました。

その上、提示された企業情報に誤りが多々見受けられました。最寄り駅も間違っていたのを知った時は愕然としました。私はその企業のHPで見た最寄り駅が△△社が提示したいたものと違ったので改めて△△社に問い合わせたところ、「確認したら違っていました。google mapで調べると最寄り駅がxxだったので。訂正しておきます。」との回答。

その企業のHPも見ずgoogle mapで調べたとか、適当すぎません?

企業情報、募集事項に誤りがあるなんて1ミリも思ったことがなかったので、衝撃でした。

その後私は同じ企業の募集も他で登録しているサイトからも確認するようになりました。

エージェントからもらう情報は全て正しい事とは限らない事を皆さんにも知って頂きたいです。

 

妥協点はなるべく少なく、転職活動の途中で自分を見失わないで。

転職活動をしていく中で、今までと同じ業界を目指すのであれば年収もDOWNではなくUP、もしくは同レベルが望めると思います。しかし、違う業界を目指すのであれば、年収ダウンする可能性が高いです。

更に応募をして書類選考や面接で落ちる事が続くと、応募できる企業が減っていきます。

私の例ですが、以前は肩書は事務職ですが特定分野(国家資格を活かす)の仕事をしており、一般的な(どこの会社でも通用する)事務仕事ではありません。企業を探す際、カテゴリーとして事務職を選択するのですが、一般的な事務職になると、年収が半分以下になると言われました。しかし営業は向いていない、技術は持っていない。そのため消去法で事務職しか残りませんでした。そして、エージェントの言う通りに少しでも気になった企業へ応募するものの、志望度はだんだん低くなっていきます。

業界は希望のものではないし、年収もかなり下げるしかなくなってきますから。

有難く書類は通過して面接してみるものの、年収は大幅に下がる、仕事内容は希望のものでもない、そんな会社に激しく上から目線で面接をされた時にはもう。。。

面接の途中で本当にこれでいいのか自分?と疑問がムクムクと沸き上がります。そうなると、応募した理由を聞かれても薄っぺらい言葉しかでてきません。だって本気で入りたいと思っていないからです。(面接をしてくださった会社さん、ごめんなさい。。。)

実際に面接をしてくれた会社も、私の経歴を見ながら本当にうちの会社でいいのか?と質問をされました。お互いに求めているものが違うのは明らかですよね。

本当に入りたいのであれば面接で受けた質問についても全て本心の答えが出るので、相手にもその本気の気持ちが伝わると思います。

社会人から国家公務員係長級の内定をもらった時のブログにも書いています。

合格体験記【国家公務員係長級試験】試験対策ほぼゼロ 転職して国家公務員へ

転職には多少の妥協は必要だとは思います。全て希望通りというのはなかなか難しいと思います。

しかし、だからといってたくさん妥協をして自分の価値を下げないでほしいです。妥協しまくって入った会社に、果たして長くいられるのでしょうか。もしかしたら働いている途中でだんだんとやりがいを持ち始めることもあるかもしれません。しかし、ある程度積んだキャリアをなかった事にするのは抵抗がありませんか?私はかなり抵抗がありました。

そんな事言ってたら転職できないよ、なんてエージェントから言われるかもしれません。しかし転職は私達の人生を大きく左右するものです。人に言われたから入るのではなく、自分である程度納得してから入った方が、入社して大変だったとしても、自分で決めて入ったので、他人のせいにはできず、ある程度仕方ないと思えるのではないでしょうか。

日本は転職の回数が多いほど敬遠される傾向がまだあります。妥協した転職は、また転職せざるを得なくなる可能性があります。そうなると、、、負のループの陥ってしまいますよね。もし入った会社がブラック企業だったら、それは辞めた方がいいと思います。本来は転職の回数を気にしなくていい社会になってほしいものです。

本当に転職は必要なの?

これ、めちゃくちゃ大事です!!!

今まで転職活動で気を付けてほしい事を述べてきましたが、本当に転職した方がいいのか今一度考えて頂きたいです。

職場の人間関係が嫌だ、今の仕事が嫌すぎる、新しい事に挑戦したい!!

等が転職理由で多いのではないでしょうか。

あくまでも私の考えですが、〇〇が嫌と理由で転職した場合、転職先でも同じ問題が発生するのではと思っております。

1、人間関係が嫌だから転職した場合

転職とは途中から一人または数人で会社に入りますよね。新卒から入っている社員にとっては、異質的な存在で見られると思います。私も実際そうでした。前職で、中途で入ってきた人に最初は少し壁がありました。ただ、日々関わっていく中ですぐに壁は取り払われました。しかし、そうでない人もいると思います。この人は中途だからと、ずっと一線を引く人もいるかもしれません。人間関係を築くのは中途入社の方が新卒入社よりもハードルが高いです。同期社員がいない、または少ないのも大きな理由です。ただ、中途入社ばかりを採用している会社であれば、この点は少し解消しやすいでしょう。

今人間関係で悩んでいるのであれば、信頼できる先輩か上司、または人事に相談して別部署に異動させてもらう方法もあるのではないでしょうか?

どこにいっても人間関係問題はつきものです。いかに上手く対応できるか、問題が発生しないように関係を持つことができるか。逆に言うと今の職場で人間関係が良好に築けている人は、転職先でも人間関係を上手く築けるのではないでしょうか。

2、今の仕事が嫌

これも多いですよね。だけど仕事って基本的には嫌なことが多いと思っています。希望の業界に入ったとしても、入るまで知らなかった業務がたくさん待ち受けているはずです。その時、また仕事が嫌だと思うこともでてくるでしょう。どこに行っても面倒くさい、嫌な仕事は絶対にあります。転職先なら耐えられますか?

3、新しいことに挑戦したい

これは私が転職しようと思った理由です。今はジョブローテーションを展開している企業も増えてきており、それを活用すれば会社の中で全く違う仕事の部署に異動をできることもあります。そうすれば転職しなくても新しい事に挑戦することができます。私もそれを一度検討しましたが、異動先にあまり幅がないこと、転職したい場所への志望度がかなり高かったので、転職を決めました。

このように、今抱えている悩みは転職先でもでてくるかもしれません。転職したら嫌な事が無くなるという事では全くありません。新たな課題がたくさん出てきます。自分よりも年齢が若い人が上司、先輩になることもざらにあります。会社によっては年齢よりも社歴を重んじて、若い社員からタメ口で指示、教えてもらうこともあるかもしれません。あなたはそうなったとしても大丈夫ですか?

本当に転職が必要なのか、じっくり考えて頂きたいです。

私が数年前、初めて転職を考えた時にあるエージェントから言われた言葉で、今でも心に残っている言葉です。

「転職をしなくても済むなら、転職をしないのが一番いいですよ。」

 

女性の転職は結婚と独身で違ってくる?

これは女性にとって大きく関わってくる問題だと思います。

私の私見ですが、独身の方が有利だと思っています。入社してすぐに妊娠されたら困る、子供の看病でよく休む可能性がある、等の理由で、同じ年齢、同じ条件の女性なら、独身の方が採用されるのではないかと思います。今は面接で結婚等のプライベートな事を聞くことは基本的にはご法度です。しかし、私も面接で間接的に質問をされました。「今後ずっと一人で暮らしていくということでいいですか?」

これってしばらくは結婚しないですよね?と確認されている事と同じですよね。知人の女性は結婚後に転職活動をしましたが、面接の際に妊娠の予定はあるかないかを聞かれたそうです。ちなみにその女性は妊娠の予定はないと伝えたところ、合格しました。

こういう事が女性の転職活動に支障をきたしている大きな理由の一つになっています。企業側の懸念もわかりますが、こういう点が現代の女性差別にもつながるのではないのかと思ってしまいます。少子化のため、女性に子供を産んでほしいと言っていながら、子供を産みそうな女性は採用しないなんて構図ができれば、子供を産みたくても産めない女性がどんどん増えていくのでなないでしょうか。

 

まとめ

ここまで紹介してきましたが如何でしたでしょうか。

何度も言いますが、転職は人生を大きく左右します。

その上で、どうしても伝えたい事があります。

精神、身体を壊すぐらいなら休職の選択もあります。休職も異動もさせてくれない会社なら辞めてもいいんじゃないでしょうか。あなたの身体、命が一番大切です。
この記事中で転職すればするほど不利になる傾向があると書きました。残念ながら現状はその通りですが、身体や精神を壊すぐらいならそんな会社は辞めてもいいんじゃないでしょうか。そこまで自分を犠牲にする必要があるのでしょうか?自分がいなくなったとしても、会社は別の人を探してきます。家族を守るために必死に働かれている人もたくさんいらっしゃると思います。でもその貴方が倒れてしまったら、家族を守ることもできません。
私は以前、自分がいなくなったら会社に迷惑をかけると思い続けていました。しかし、実際はみんなにかける迷惑も一時的なもので、結局はなんとかなるんです。というか、なんとかするのが会社の責任です。一人がいなくなると業務が回らなくなるような体制にしている事が間違いです。
「上司は部下のおかげで上司の椅子に座らせてもらっている。これを上司は理解するべきだ。」これは人生の大先輩から教えてもらった言葉です。
よりよい選択ができるよう、転職活動はじっくり考えて行動していきましょう。
テキストのコピーはできません。